ブルーベリーの品種
当園で育てているのはすべてラビットアイ系のブルーベリーです。
ラビットアイ系のブルーベリーは、果実が成熟する前にウサギの目のようにきれいなピンク色になることから名付けられました。
日本で最初の導入は1964年で、現在までに多数品種が導入されています。
樹体は低木性灌木で、ブルーベリーの中では最も強勢種の小果樹です。
1
バルドウィン
収穫時期:7月中旬~9月初旬
甘味 ★★★★★
酸味 ★★☆☆☆
大きさ ★★★★☆
ブルーベリー品種群の中で最もシーズンが長く楽しめる最晩生品種です。
果実はブルームが多く、ダークブルー色をしています。
サイズはやや大粒で、皮が薄く、果実は柔らかくて舌触りが滑らかです。糖度が高く、甘味が強い一方で、絶妙な酸味もあり、バランスの取れたフルーティーかつ濃厚な味わいです。
2
ティフブルー
収穫時期:7月中旬~8月上旬
甘味 ★★★★☆
酸味 ★★☆☆☆
大きさ ★★★☆☆
ラビットアイ系の標準品種のひとつで、その優れた果実品質から今でも尚、世界の主要品種であり、世界各国で最も広く栽培されており、多くの品種の交配親となっています。
果実は明るく綺麗な青色をしています。
早摘みでは酸味が残りますが、完熟果の風味は非常に良いです。
3
ホームベル
収穫時期:8月初旬~8月下旬
甘味 ★★★★★
酸味 ★★☆☆☆
大きさ ★★☆☆☆
サイズは小粒ではありますが、甘味が非常に強く、酸味が少ないです。
種が多いためザラザラとした食感があります。
ラビットアイ系は成熟初期は甘さがのってこないのが通常ですが、ホームベルは、成熟初期から甘く、完熟時には相当な甘さになります。
果実はブルームが少なく、黒っぽい色をしています。
4
ノビリス(T-100)
収穫時期:7月中旬~8月上旬
甘味 ★★★★☆
酸味 ★★★☆☆
大きさ ★★★★☆
サイズは大粒で果皮や種も気にならず、糖度が高くて甘味が強く、酸味もあるため、バランスのとれた上品な味わいで、風味も良好です。成熟初期の7月中旬頃は少しクセのある味ですが、成熟時には甘くてジューシーです。